街歩き、時々山へ

60代リタイア夫婦のお出かけ備忘録です。

京都 お花見散歩 2023 1日目

3月27日(月)

毎年春になると関西方面にお花見旅行をしています。

どうやら今年は今週が絶好のお花見日和のよう。

夫婦ともリタイアして身軽になったので、そうだ、京都行こうと思い立ちました。

 

しかし今年はホテルの相場が爆上がり。

ビジネスホテルでも2泊で5〜6万は当たり前。

前日に宿泊先を決めているのも遅すぎるという話ですが、検索で出てくるのは20万、30万といった部屋ばかりでびっくり仰天。

滋賀や奈良も似たようなもので、諦めかけた頃ようやく手の届くホテルが見つかり、旅行スタートです。

 

首都圏を早朝に出発し、11時頃、醍醐寺に到着。

豊臣秀吉が開いた醍醐の花見の茶会で有名ですね。

実はスマホを変えまして、この写真はグーグルピクセルの消しゴム機能を使ったもの。

実際には、手前に沢山の人が写っていました😅

 

醍醐寺は、三宝院、霊宝館、伽藍と3つのエリアに分かれていて、以前はそれぞれ別にチケットが買えたのですが、今回は3ヶ所共通のセット券1500円のみでした。

入り口に一番近い三宝院のチケット売り場は長蛇の列だったので霊宝館の方に行ったらすんなり入ることができました。

 

霊宝館の有名な枝垂れ桜はやや散りかけていましたが、それでも素晴らしい。

霊宝館には、主に平安時代の仏像が展示されていて、こちらも素晴らしく見応えがあります。

 

三宝院は落ち着いた雰囲気。

 

書院とお庭を特別公開していましたが、もう何度も行ったことがあるので今回は入口からちょっと覗かせていただくだけに。

 

桜の道を奥まで進むと仁王門があり、その先が伽藍エリアです。

例年は桜の季節でもここまで来ると観光客は半減するのですが、今年はセット券効果か、人が多かった。

 

豊臣家の桐紋入りの幕が張られ、往時の花見茶会の雰囲気満点です。

 

秀吉はこの茶会のあと、8月に亡くなったそうです。

まさに人生の頂点を極めた茶会だったのですね。

 

伽藍エリアの最奥にある弁天池の花筏

時折の花吹雪でだいぶ散っていました。

ちなみに御朱印をこの横の観音堂でいただくのですが、30分ぐらい列に並びました。

 

さて、15時近くなったのでホテルに向かいます。

 

今回のホテルは、京都ユウベルホテルと言う所。

地下鉄烏丸線十条駅から歩いてすぐのところにあります。

2泊朝食付きのツインが2人で47,383円のところ全国旅行支援の割引で37,906円。プラス8,000円分の旅行支援クーポンというプランです。

建物は新しく部屋も広くてなかなか良かったです。

1階に広い大浴場もありました。

連泊は4日まで部屋の清掃なし。(頼めばやってくれるみたい。)

タオルの交換は、新しいものを毎日部屋のドアに袋に入れてさげておくシステムでした。

敷地内に広い平面駐車場があり1日1,000円で出し入れ自由というのが、自動車旅行にはありがたいです。

 

夜は東寺のライトアップを見に行く予定ですが、18時からのようです。

今はまだ16時を回ったばかり。ライトアップの前にできれば軽く食事をしようと思い、京都駅に行ってみることに。

十条からは京都駅まで地下鉄で2駅ですが、歩いても20分くらいでした。

しかし、夕方の京都駅は半端ない混雑。

特に八条口は新幹線ののりばがあるので、大きな荷物を持った人々が右往左往しています。

 

夕食は伊勢丹9階の市場小路というお店へ。

17時ごろ行ったのですが、最後の1席でした。

おばんざいセットと数種類の刺し身のカルパッチョを頼み、英勲など日本酒2合にビールで5,500円くらい。

京都の街を一望するロケーションを考えるととってもお手頃です。

ただし、旅行支援のクーポンは使えませんでした。(伊勢丹が使えないらしいです。)

 

 

京都駅から15分くらい歩いて東寺へ。

年々人が多くなっているように思いますが、それでも行きたくなります。

 

まさに満開。

もうため息しかありません。