街歩き、時々山へ

60代リタイア夫婦のお出かけ備忘録です。

京都 お花見散歩 2023 2日目

3月28日(火)

 

京都のお花見2日目は、市内の岡崎周辺を回ろうと思います。

 

 

9時半頃ホテルを出発。

地下鉄東西線の蹴上からスタート。

 

蹴上駅上のインクラインの桜も満開です。

インクラインというのは、明治時代に、琵琶湖疏水を船で運ばれてきた物資を高低差のある南禅寺前の船溜まりまで船ごと運んだ鉄道のことで、今もレールが残されています。

 

レールの両側に桜が並び素晴らしいフォトスポットですが、人もいっぱい。

 

インクラインの下を抜けて南禅寺へ。

ここはとても静かでした。

 

境内の奥にある琵琶湖からの水道。

古代ローマみたいです。

 

南禅寺から北に15分ほど歩くと哲学の道に出ます。

意外に人が少ない。

 

このまま銀閣寺まで歩く事もできますが、ちょっと遠回りになるので途中で岡崎方面に曲がります。

白川通をわたり、少し坂を登ると、黒谷の金戒光明寺の裏門に出ました。

 

 

金戒光明寺は、幕末に、会津藩による京都守護の本陣となったところで、新選組ゆかりの地でもあります。

比較的に人が少ない京都のお花見の穴場です。

 

更に10分ほど歩いて平安神宮へ。

実は桜の時期に来るのは初めてです。

 

600円を払って神苑に入ると、紅枝垂れ桜が満開。

お庭のデザインとしてはちょっと大味な感じがして敬遠していたのですが、桜の季節はやはり格別ですね。

 

回遊式庭園の最後には大きな池があって、昔はここで鯉の餌を売っていましたが、今はなくなり洗練された雰囲気になっていました。

 

歩きだしてから4キロくらいになりました。お寺や庭園内の散策も含めれば5キロ以上歩いていると思います。

ちょっと一休みです。

 

ここは平安神宮の隣りにある京都市美術館の敷地内。

ベンチや芝生があって、沢山の人が疎水沿いのお花見ピクニックを楽しんでいました。

 

ここから鴨川まで2キロほど、疎水沿いを歩くことにします。

京都ではついつい歩く距離が増えます。

鉄道は路線が少ないし、バスはいつも混んでいますから、歩いたほうが楽しい。

 

ようやく鴨川に出たのが15時すぎ。

流石にお腹も空いてきたので、レストランを探します。

 

木屋町先斗町はやっぱり夜の街で、どこも準備中。
高瀬川沿いのサルバトーレが営業中だったので聞いてみたのですが、ティータイムは16時までで終わり。ディナーは17時からとのこと。17時から18時半までの席が1つあるということだったのでそれを予約しました。

1時間ほど鴨川沿いなどを散歩し夕食へ。

 

サルバトーレ・クオモは全国チェーンのピザ屋ですが、高瀬川沿いのロケーションが人気でいつも満席です。

以前も17時に行って予約で満席だったことがあったので、念願がかなったという感じです。

テラス席が特に人気ですが、今の季節はまだ寒そう。

暖房やブランケットはありますが厚手のコートも必要そうです。

私達は窓辺の室内席。快適なお花見席です。

 

カプレーゼもピザもフルーツトマトをふんだんに使って美味しい。

焼き鳥があったのは珍しいです。4串1,320円とちょっとお高めですが。

ハウスワインも飲んで全部で11,480円。

旅行支援クーポンが使えました。

 

ワインを飲んで元気になり、円山公園のライトアップを見て帰ろうということになりました。

(その前まで、もう歩けないとか散々ぶーたれてました😅)

 

途中、祇園白川へ。

これぞ京都っていう感じですね。

 

八坂神社の境内を抜けて円山公園へ。

人がいっぱいです。

 

円山公園の枝垂れ桜。

たくさんの見物客に見守られてなんだか誇らしげです。

 

ようやく元の賑わいを取り戻し始めた今年のお花見。

人の多さに戸惑いつつも、そうそうこれだよねっていう懐かしさもありました。

 

それにしてもよく歩きました。

ここから地下鉄東西線の東山まで歩いたから、全部で10キロ以上歩いた計算です。

元気な足腰に感謝です。