街歩き、時々山へ

60代リタイア夫婦のお出かけ備忘録です。

2024 お花見旅 京都岡崎と愛知県岡崎

4月6日(土)

今回の京都の宿は、智積院会館という宿坊です。

宿泊者は、朝のお勤めに参加することができます。

 

朝5時40分にロビーに集合すると、僧侶の方の案内で、静まり返った境内を歩いて、まずは金堂へ。

十数人の僧侶による読経は厳粛で心が洗われます。

 

続いて隣の明王殿に移り、護摩のお勤めに参加。

こちらは迫力があり、圧倒されます。

 

両方のお勤めが終わって大体7時くらい。

その後は、僧侶の方の案内で、お庭と書院の見学ができます。

 

智積院は、縁起自体は鎌倉時代に由来するようですが、京都のこの地に移ったのは徳川時代の初期だそうで、今は、真言宗の総本山として、全国からの修行僧を受け入れているそう。

修行僧は、4月から1年間、外部から全く遮断された修行の生活を送るそうです。

外出も携帯もダメ、お菓子は、のど飴以外ダメ(お経を読むのでのど飴は必要だそう)という生活で、ひたすら勉学に勤しむのだそうです。

先程のお勤めの時も、色々と雑用をこなす墨衣のお坊さんがいらっしゃいました。

皆さん4月に入ったばかりで、今がいちばん辛い時期だそう。

これから1年間、頑張ってください。

 

さて、智積院のお庭は、中国風で有名なのだそう。

池の水は鯉を泳がせてわざと濁らせ、黄河を模しているそうです。

お庭に面した書院には、長谷川等伯とその子久藏の桜図・楓図の模写が飾られています。

本物は国宝なので宝物館に展示されているそうですが、模写でも当時のままの雰囲気で見られるのは格別です。

 

全ての見学が終わったのが7時45分くらいかな?

そのまま朝ご飯です。普通の食事と精進料理が選べたので、私達は精進料理にしました。

なんだか身も心もきれいになったような素晴らしい朝でした。

 

本日は、旅行の最終日。

お天気が良いので、岡崎あたりを散歩することにします。

 

まずは平安神宮

 

昨年も来て感動しましたが、今年も紅枝垂れ桜が見事です。

 

その後は疏水沿いに蹴上の方へ。

 

琵琶湖疏水は相変わらずの人だらけ。

 

昨年は割合静かだった哲学の道も、今年は土曜日のせいか人がいっぱいでした。

 

やはり京都のメジャーな観光地は、私達シニア世代には賑やかすぎるかもしれません。

 

帰り道、愛知県の岡崎の夜桜を見ていこうということになりました。

途中、道が混んでいたこともあり、岡崎に着いたのが17時半くらい。

駐車場が少なくどこも満車で焦りましたが、うまい具合に徒歩20分くらいのところに停める事ができました。

 

徳川家康が生まれた岡崎城址の岡崎公園が、桜まつりの会場です。

 

お城の周りの華やかなライトアップ。

 

屋台もたくさん出て大賑わいですが、シートを広げるところ多く、場所取りの心配はなさそう。

 

人が多くて対岸に渡るのも一苦労でしたが、こういう賑やかなお祭り騒ぎもお花見の醍醐味なのかもしれません。

 

俗世を離れた清々しい朝から、俗世の極みのお花見まで、なかなかに濃ゆい一日でした。

2024 お花見旅 三井寺から長浜へ

今年の3月は寒かったですね。

桜もなかなか開花せずやきもきしましたが、ようやくお花見できそう、ということで、恒例の関西方面へのお花見旅に行ってきました。

 

宿泊地は 滋賀県の長浜と、京都に決定。

京都のオーバーツーリズムに恐れをなし、京都市内ではなくなるべく周辺を回る計画です。

 

では、出発!

 

 

4月4日(木)

早朝というか深夜に首都圏を出て、車で滋賀の大津へ。

朝9時50分に三井寺に到着しました。

 

平安時代から続く天台宗のお寺です。

 

金堂は国宝。

その他にも重要文化財の建造物がたくさん。

 

桜もだいぶ見頃になってきました。

 

裏山からは桜越しに琵琶湖が見えます。

 

境内にある西国札所の観音堂

こちらはちょっと庶民的な雰囲気です。

 

観月舞台の床にアクリル板が敷かれ、桜を写す映えスポットになっていましたが、予約制とのこと。

 

でも隣のお堂の中に同じような物があり、こちらはだぁ~れもいませんでした。

三井寺の門を出てすぐのところに琵琶湖疏水が流れています。

京都の蹴上にある疏水の源流になるのかな?

こちらも桜の名所です。

 

京都に負けず劣らずの美しさ。

平日のためか人が少なくてゆっくりお花見できます。

 

時刻は12時半。

宿泊地の長浜のある琵琶湖の東側に向かいます。

 

14時頃、彦根に寄り道。

彦根城のお堀端の桜は6分位咲いていました。

彦根城は国宝で、ひこにゃんもお出ましになったりするようですが、今回は時間がないので見学は割愛。

しみじみと、日本に生まれてよかった、、、。

 

 

さて、彦根から車で30分くらいで長浜に到着。

本日の宿は、北ビワコホテルグラツィエという琵琶湖畔のホテルです。

 

なかなかおしゃれなホテルですが、1泊朝食付きのツインが20000円弱というお手頃なプランがありました。

 

チェックインのあと、すぐ隣の豊公園までお散歩に出かけました。

豊公園は、長浜城跡を整備した公園で、お城も復元されています。

長浜城は、豊臣を名乗る前の羽柴秀吉が、浅井攻めの功労を織田信長に認められて築城したもの。

戦国時代のクライマックスの一つですね。

 

琵琶湖に面していて、風光明媚なお城です。

 

豊公園から市街地の方に歩いて来ました。

昔の街道の町並みが残りいい雰囲気。

お店も色々あります。

 

町外れの長濱浪漫ビールというビアホールで夕ご飯。

 

店内でビールの醸造を行っています。

 

クラフトビールは、大体780円くらいでリーズナブルです。

近江牛のローストビーフが絶品でした。特に塩でいただくのが美味しかったー。

 

ビールを二人2杯ずつ飲んで、その他色々頼んで10,060円でした。

 

ライトアップされた長浜城を見ながらホテルに帰ります。

しかし、桜のシーズンなのに人が全然いません。

幻想的な夜のお花見でした。

 

 

2024 お花見旅  近江八幡から京都へ

4月5日(金)

 

ホテル北ビワコの朝食。

琵琶湖が目の前の別棟のレストランです。

別棟と言っても通路がつながっているので雨に濡れることはありません。

 

今日はこれから近江八幡へ向かいます。

 

長浜から近江八幡までは車で1時間位。

市営駐車場に車を停めて歩きだすと、すぐに風情のある旧街道

の町並みが見えてきました。

 

更に歩くと八幡堀に到着。

なんとなく見覚えがあるのは、テレビや映画のロケ地に使われるためでしょうか。

 

桜はほぼ満開。

お天気もよく、まさにお花見日和です。

 

観光船も気持ちよさそうで、乗ってみようということになりました。

 

往復35分、乗船代は1人1,500円です。

眼の前で満席となり次の船まで20分ほど待ちましたが、その甲斐あって、一番前の特等席をゲット。

 

橋をくぐったり、のどかな田園地帯を廻ったり、見どころ満載の35分でオススメです。

 

船着き場の側にある日牟禮(ひむれ)八幡宮にもお参り。

神社の隣には、八幡山へのロープウェイ乗り場や、バームクーヘンで有名なクラブハリエのショップもあって、賑わっています。

 

近江八幡には、明治時代の洋館もたくさん残っていて街歩きも楽しいのですが、今日の宿泊地は京都なので、そろそろ出発しましょう。

 

本日の宿は、こちら。

京都、七条にある智積院(ちしゃくいん)というお寺の宿坊です。

 

宿坊と言ってもご覧の通り。

門限は23時ですが、Wi-Fiも完備でもちろんテレビもあります。

希望者は朝のお勤めの見学ができるそうなのでそれも楽しみです。

 

宿から最寄りの京阪電車七条駅までは、歩いて10分ぐらい。

途中に豊国神社があります。

 

その隣の方広寺には、豊臣家滅亡の引き金となった、「国家安康」の銘文を持つ梵鐘が置かれています。

梵鐘の表面にびっしり彫られた銘文のほんの僅かな部分をよく見つけたものだと思います。(写真の白く囲われた部分です)

 

鴨川べりも桜満開。

京都の桜といえばやっぱり紅枝垂れですね。

 

ここから京阪電車に乗ろうと思っていたのですが、祇園まで歩いて25分くらいなので、このままお散歩することに。

 

祇園白川に来ました。

こう見ると静かなお花見の風情ですが、実は周りには人がいっぱい。しかもほとんど外国人。さすが京都です。

 

今回は夕食を一休で予約しました。

ねねの道に面した、花咲 萬次郎という料亭です。

予約必須の敷居の高そうなお店ですが、一番安いコースは5,500円で意外にリーズナブル。

 

簡単なコースでも味は本格的です。

あまりの感動に、お料理を全部のせちゃいました。

サービスも良く、さすが京都の料亭という感じ。

お酒やビールも頼んで2人で13,485円でした。

 

近くの高台寺で夜桜のライトアップをしているので、散歩がてら寄ってみます。

 

ちょうど、狐の嫁入りの行列が高台寺に入ってきました。

 

花嫁さんは公募で選ばれたそうですが、この行列、今年で終わりだそう。

 

高台寺の夜桜は、プロジェクションマッピングを使った今風のモノ。

これはこれで見ごたえがありました。

 

広いお庭は、桜だけでなく美しい見どころが沢山。

 

竹林に飛ぶホタルみたい。それとも桜吹雪かな?

 

やっぱり京都の桜はいいですね。

さて、明日の朝は早いので、そろそろ帰って休むことにします。

奥日光でスノーシューハイキング 2日目

2月8日(木)

 

今日は快晴。

絶好のスノーシュー日和です。

 

昨日泊まった日光湯元休暇村の朝食は、セルフ海鮮丼や、ライブキッチンで作ってもらえるワッフルがあったり、なかなか充実していました。

 

ゆっくりチェックアウトして、10時頃出発。

今日は昨日よりもだいぶ暖かくなる予報です。

 

湯元の源泉付近でまたもやサル発見。

というか何匹もいて、のんびりとお湯の混じった川から生えている草を食べていました。

これは奥日光のサルが温泉につかる日も早いかも😊

 

さて、スノーシューですが、今日は、小峠コースを歩きます。

昨年も行ったのですが、今回は、湯元の源泉から往復します。

 

昨年の様子はこちら

 

 

osampolove.hatenablog.com

 

まずは急な上りです。

道はよく整備されていてスノーシューを履かないほうが上りやすいです。

 

15分ほどで金精道路に出ました。夏は群馬方面に抜ける人気の観光道路ですが、冬はご覧の通り。

右側に見える筋がガードレールの上部分です。

 

ここでスノーシューを履きました。

 

金精道路からすぐに急な下り坂です。

転ばないようにゆっくりと。

森の中を上ったり下ったりジグザグに進みます。

 

15分ほどで蓼ノ湖(たてのうみ)に到着。

湖面は8割方凍っている感じですが、湖の上を歩くのは禁止です。

去年はここまでで戻ったのですが、今年はもう少し先まで行ってみます。

 

湖を離れると、また、森の中へ。

 

最初はなだらかでしたが、段々と急な上りになってきました。

写真ではあまり良くわかりませんが、急すぎて上ろうとするとズルズル滑ってしまいます。

 

ちょうど上から若いカップルが下りてきたので聞いてみると、コースの終点まであと10分くらいだそう。

でも、‘この急な坂道がずっと続くし、着いた先も、眺望がひらけているわけではなく、こことあまり変わりませんよ’とのこと。

無理をせず、ここで引き返すことにしました

有意義なアドバイスをありがとうございます😊

 

下りもなかなかハードです。

 

往復1時間位でようやく蓼ノ湖に戻ってきました。

 

積雪のある時にしか来ることのできない秘境です。

 

もと来た道を上ります。

この坂も意外にキツイ。

 

坂を上りきって金精道路に出ました。

往復2時間ちょっとのスノーシューハイキングでした。

 

ここから日光湯元まで朝来た道を戻ります。

上ってくる時は、スノーブーツで充分でしたが、下りはスノーシューを履いたほうが良さそうでした。

 

途中でまたサルに遭遇。

 

よく見ると木の上にもたくさんいます。

 

奥日光のサルは、人間を恐れることもなく、餌をねだることもなく、無論威嚇することもなく、とても自然体で悠々としていました。

サルにとっても人間にとっても好ましいこの環境がいつまでも続くことを祈ります。

 

日光湯元の源泉。

以前に来たときよりも湯量が豊富なようにも思えます。

 

せっかくなので源泉のすぐ近くの日帰り温泉に寄ってみました。

1人700円の所、女湯の露天風呂が壊れているということで、女性は500円に。

しかし、壊れているのは露天風呂だけではありませんでした!

内湯から露天風呂へのドアも取れかかっている状態で、内湯が露天風呂状態。

めちゃめちゃ寒い。

いや~凄かった!

全然おすすめしませんが、お湯は、源泉に近いだけあって、どこよりも濃かったです。

山奥にある秘湯みたいなものと思えば一度経験してみるのもアリかもね。

 

帰り道の湯ノ湖。

湖は凍っていますが、道路の雪は溶けていました。

 

なんだか山も春めいています。

今年のスノーシューはこれでおしまいかもしれませんね。

名残惜しい冬の奥日光でした。

 

 

 

奥日光でスノーシューハイキング 1日目

2月7日(水)

 

ここ数年、冬になるとスノーシューでのハイキングを楽しんでいるのですが、今年は暖冬で雪が積もらず、諦めかけていたところで寒波到来。

というわけで、奥日光に行ってきました。

 

首都圏の積雪のため、首都高が通行止めとなり、周辺道路も大渋滞。

千葉の自宅を7時過ぎに出て、ぐるりと遠回りをして12時ころようやく日光湯元に到着しました。

 

今日は水曜日でビジターセンターは休館。

ここから湯元スキー場裏手の森の中を歩く金精の森コースに出発します。

 

歩きだしてすぐに向こうからサルが!

 

特にこちらを気にする様子もなく、木に飛び乗って松の実(?)を食べ始めました。

大物の風格です。

 

駐車場から20分ほど歩いてコースの入口に着きました。

ここでスノーシューを履きます。

 

歩き出して10分ほどで、金精道路方面に向かう石楠花平コースとの分岐点に到着。

こちらのコースは昨年歩いたので、今回は別ルートへ。

 

 

ここから日光白根山の麓を巻きながら、金精沢に沿って上っていきます。

緩やかな上り道ですが、雪道は地味にキツイ。

全身筋肉痛になりました。

 

それにしても誰もいません。

薄日がさしたり粉雪が舞ったりという不思議な天気で、それがかえって幻想的です。

 

スノーシューで歩きだしてから1時間20分くらいで、コースの終点に着きました。

 

ここからは、金精沢の反対側に沿って降りていきます。

こちらのほうが急な坂道です。

あ、沢と言っても雪に埋もれていて、水があるわけではありません。

 

遅いお昼休憩。

座るところがないので、木の枝をテーブル代わりにして立ち飲みです。

 

森を抜けて、出発地点まで戻ってきました。

大体2時間半くらいでした。

 

さて、今回の宿は、日光湯元休暇村という所です。

(写真は翌日の朝撮ったものです)

休暇村というと公営の宿というイメージですが、イマドキの休暇村はなかなかおしゃれです。

 

お部屋は湯ノ湖に面していて静か。

 

ハーフバイキングのついた食事も美味しかったです。

お寿司のワゴンサービスもある充実ぶり。

 

デザートをお部屋に持ち帰ってもよいということだったので、お腹いっぱいなのに欲張って持ってきてしまった、、、。

 

食後には星空観察会が予定されていたのですが、この日は曇りで星が見えないため中止。ザンネン。

でも、スタッフの方が星についてのお話をしてくださり、暖炉で焼きマシュマロを作ったり、ホットワインを頂いたり、楽しかったです。

 

 

 

 

みさきまぐろきっぷで三浦半島へ

 


今年初めての更新ですが、もうあけましておめでとうという時期でもないですね。

年明けに風邪を引いてしまい、お出かけができなかったのですが、先日三浦半島へ日帰り旅に行ってきました。

 

京浜急行 が出している“みさきまぐろきっぷ”、品川から三崎口までの往復運賃と三浦半島内の路線バスのフリーきっぷ、まぐろ丼などを選べるまぐろまんぷく券にお土産や観光施設などで使えるおもひで券が付いて3,750円(平日·デジタルきっぷ)と、リーズナブルなのですが、1月末まで神奈川県の補助があって、なんと2,620円という破格のお値段に!

これは行かなくては!!ということで、行ってきました。

 

品川駅を8時8分発の特急に乗り、1時間半くらいで三崎口駅へ。

デジタルきっぷは、駅員さんに画面を見せて改札を通ります。

 

三崎口駅はちょっと静かな感じ。

お店はコンビニくらいです。

9時51分発のバスで、城ヶ島に向かいます。

バスは1時間に2〜3本なので要注意。

 

バスの中から富士山が見えてテンションアップ!

でもちょっと雲がかかって残念です。

 

30分くらいで終点の城ヶ島に到着。

シーズンオフの平日で、閉まっているお店が多かった。

 

城ヶ島は海沿いにハイキングコースがあるようなので、歩いてみることにします。

 

お土産屋さんの並ぶ道を歩いていると、横丁の小道から富士山が。

海岸のハイキングコースに出られるようです。

 

複雑な地形の海岸線。

富士山が近いですが、この日の富士山は、溶けかけのアイスみたいで、ちょっと残念な感じ。

 

対岸の房総半島もきれいに見えます。

足元は岩場ですが、歩きやすいです。

 

大島もくっきり見えました。

 

海岸では、日向ぼっこをしている猫ちゃんがいっぱい。

お腹をなでてもらおうと、自らヘソ天になる人懐っこい子もいました。

 

途中から海岸を離れ高台へ。

更に絶景が広がります。

 

風もそんなに強くなく、暖かくてよかった。

馬の背洞門という名所が見えてきました。

海岸まで下りて上るのは大変だけど、取り敢えず行ってみます。

 

ちょっと光が入ってしまい、残念な写真です。

 

更に歩いて城ヶ島公園に到着。

のんびり歩いて1時間くらいでした。

せっかくなので公園の中も少しだけ散策。

 

公園の一番端にある安房灯台に着きました。

城ヶ島のハイキングコースをコンプリート。

気持ちよくてオススメです。

 

帰りは白秋碑というバス停からバスに乗って三崎港へ。

お待ちかねのまぐろランチです。

 

みさきまぐろきっぷは、いくつかのお店から選べるランチ券が付いていて、だいたい2,000円前後のメニューをいただけるようです。

パンフレットの写真が豪華だったこちらのお店をチョイス。

 

海鮮丼もマグロ三昧の定食も美味しくて大満足😊

人気店みたいで、平日でしたがほぼ満席。

私たちが出るときは順番待ちの方が何組かいらっしゃいました。

 

ちょうどお店の向かいが‘うらり’という市場になっていたのでちょっと寄ってみます。

 

マグロを中心にお魚が安い。

野菜コーナーもあって、大きな三浦大根がたくさんありました。

 

のどかな三崎港です。

 

バスの時間が迫ってきましたが、近くの海南神社にお参り。

マグロのお頭が捧げられていて面白かったです。

 

13時27分発の三浦海岸行のバスに乗りました。

三崎港から三浦海岸へはバスが2ルートあるのですが、この剣崎経由の方が海岸や大根畑の中を通るので楽しめるみたいです。

バスは大体1時間に1本位ですが、あまり遅れたりすることはないので使いやすかったです。

 

バスは海岸線に沿って三浦海岸駅まで行きますが、私たちは途中の白山神社という停留所で下車。

海岸を少し歩こうと思います。

近くにある白山神社にもお参り。

神社の裏にある小高い盛り土は古墳だそう。

 

少し雲が出てきて波も荒くなってきました。

雷みたいな波の音なのですが、カメラを向けて待っていると大波が来ない。諦めて歩き出すとドドンと大波が、、、。

というわけで、写真ではさざ波ですが、怖いくらいの波だったのです。

 

海岸で大根を干していました。

 

さて、みさきまぐろきっぷに付いているおもひで券は、カフェで使うこともできるので、こちらのお店で一休み。

ワッフルセットとクラフトビールセットが選べるのですが、私たちは、、、

 

当然こうなるよね😋

 

カフェから三浦海岸駅までは徒歩5分位でした。

ここから京急に乗って日帰り旅終了です。

めちゃめちゃ充実した一日でした。

歩数計見たら、家からの往復を入れて18,000歩くらい!

 

今年も元気にお散歩や旅ができたらいいな。

2023 紅葉の旅 そうだ神戸行こう 3日目 箕面と勝尾寺

11月28日(火)

 

朝ご飯はホテル最上階のレストランへ。

残念ながらハーバーの景色は見えませんが、海や街が一望でき気持ちがいい。

 

神戸旅行最後の日は、箕面の紅葉を見に行きます。

箕面大阪府だけど、兵庫県との県境にあって、神戸からのアクセスもとっても良いのです。

 

11時頃箕面に到着。

大きな駐車場が駅前と少し離れたところの2箇所にあって便利です。

でも休日は渋滞が大変そう。

 

阪急の箕面駅前を通って箕面公園へ。

平日でもたくさんの観光客が歩いていました。

 

土産物屋もたくさんあって、観光気分が上がります。

店先ではおばあちゃんたちがもみじの天ぷらを揚げていました。

どんな味がするのか、帰りに買おうと思ったら売り切れだったので😥、早目にゲットすることをおすすめします。

 

干し柿用の大きな柿。

うーむ、干し柿を手作りするのは、ちょっとハードル高いかな?

 

道は箕面川の渓流沿いにだんだんと山の中へ。

 

さすがに関西随一の紅葉の名所です。

 

駐車場から40分くらいで昆虫館に到着。

ちょうど蛾の特別展をやっていて、モフモフを宣伝していましたが、モフモフと言っても、蛾ではねぇ😅

 

昆虫館から5分くらいで瀧安寺(りょうあんじ)に着きました。

なかなか立派なお寺ですが、お参りは後にして、取り敢えず先を急ぎます。

 

どんどん山深くなってきますが、道は整備されていて歩きやすい。

 

瀧安寺から30分くらいで、公園の最奥にある箕面大滝が見えてきました。

 

紅葉と滝。

まさに日本の秋ですね。

 

帰りは、渓流の反対側のルートを通ります。

外国人観光客が多いせいか、こちらの道を歩く人があまりいなかったのですが、この道、断然オススメです。

路面は舗装されていませんが、歩きやすく、スニーカーでも大丈夫です。

 

急に雨が降り出して肌寒くなりました。

季節の変わり目の山の天気は侮れない。

 

でもすぐに雨は上がり、日差しが出てきました。

ここは、一目千本という所。

本当にもみじの木が千本くらいありそうです。

 

紅葉の中を通る感じ。

 

途中に地獄谷への分岐が。

 

10分くらいで地獄谷に着きました。

でもどうして地獄谷というのでしょう?

静かな森に光がさして、なんだか極楽みたいです。(行ったことないけど)

 

ひなびた山の家もいい感じ。

フォトスポットもたくさんあります。

 

地獄谷から20分くらいで、朝通り過ぎた瀧安寺に到着。

ここからは、元来た道を戻ります。

 

その前にお参りです。まずは観音堂

 

本堂は日本最古の弁天様を祀っているそうですが、あまり人がいません。

でも、ここが素晴らしかった。

 

行者堂。

箕面大滝で修行をした行者がお寺を建てたそう。

 

最古の弁天様ではないですが、バックの紅葉が後光に見えます。

 

雨上がりの散り紅葉。

 

時刻はそろそろ15時。

すっかりのんびりしてしまいましたが、近くにもう一箇所紅葉の名所があるので、そちらに向かいます。

 

箕面の街から箕面ドライブウェイで15分くらいの山の上にある勝尾寺です。

紅葉の時期の休日は、箕面ドライブウェイは大渋滞のため、交通規制がかかり、一方通行になりますが、平日の夕方は混雑もなく駐車場にもすんなり入れました。

 

古い歴史のあるお寺とのことでしたが、設備は近代的です。

 

広い境内はもみじだらけ。

 

雨で写りが悪いのが残念ですが、とにかくもみじだらけ。

 

勝ちダルマの寺としても有名で、いたるところ奉納されたダルマが、、、。

 

こちらのダルマは、願掛けというより決意表明のためのものだそうです。

 

読経がスピーカーで実況中継されているのもあって独特の雰囲気です。

人々の願いの真剣さに飲み込まれそうな感じ。

紅葉狩りという呑気な気分で行くお寺ではなかったですね。

 

夕暮れの池に佇むアオサギに別れを告げて、帰ることにしましょう。

 

お得なホテルにつられてやってきた神戸の紅葉旅でしたが、ゆっくりできてなかなか良かったです。

お金はないけど時間だけはたっぷりあるシニア世代には、こんなずらし旅がいいのかもしれませんね。