街歩き、時々山へ

60代リタイア夫婦のお出かけ備忘録です。

2023 紅葉の旅 そうだ神戸行こう 3日目 箕面と勝尾寺

11月28日(火)

 

朝ご飯はホテル最上階のレストランへ。

残念ながらハーバーの景色は見えませんが、海や街が一望でき気持ちがいい。

 

神戸旅行最後の日は、箕面の紅葉を見に行きます。

箕面大阪府だけど、兵庫県との県境にあって、神戸からのアクセスもとっても良いのです。

 

11時頃箕面に到着。

大きな駐車場が駅前と少し離れたところの2箇所にあって便利です。

でも休日は渋滞が大変そう。

 

阪急の箕面駅前を通って箕面公園へ。

平日でもたくさんの観光客が歩いていました。

 

土産物屋もたくさんあって、観光気分が上がります。

店先ではおばあちゃんたちがもみじの天ぷらを揚げていました。

どんな味がするのか、帰りに買おうと思ったら売り切れだったので😥、早目にゲットすることをおすすめします。

 

干し柿用の大きな柿。

うーむ、干し柿を手作りするのは、ちょっとハードル高いかな?

 

道は箕面川の渓流沿いにだんだんと山の中へ。

 

さすがに関西随一の紅葉の名所です。

 

駐車場から40分くらいで昆虫館に到着。

ちょうど蛾の特別展をやっていて、モフモフを宣伝していましたが、モフモフと言っても、蛾ではねぇ😅

 

昆虫館から5分くらいで瀧安寺(りょうあんじ)に着きました。

なかなか立派なお寺ですが、お参りは後にして、取り敢えず先を急ぎます。

 

どんどん山深くなってきますが、道は整備されていて歩きやすい。

 

瀧安寺から30分くらいで、公園の最奥にある箕面大滝が見えてきました。

 

紅葉と滝。

まさに日本の秋ですね。

 

帰りは、渓流の反対側のルートを通ります。

外国人観光客が多いせいか、こちらの道を歩く人があまりいなかったのですが、この道、断然オススメです。

路面は舗装されていませんが、歩きやすく、スニーカーでも大丈夫です。

 

急に雨が降り出して肌寒くなりました。

季節の変わり目の山の天気は侮れない。

 

でもすぐに雨は上がり、日差しが出てきました。

ここは、一目千本という所。

本当にもみじの木が千本くらいありそうです。

 

紅葉の中を通る感じ。

 

途中に地獄谷への分岐が。

 

10分くらいで地獄谷に着きました。

でもどうして地獄谷というのでしょう?

静かな森に光がさして、なんだか極楽みたいです。(行ったことないけど)

 

ひなびた山の家もいい感じ。

フォトスポットもたくさんあります。

 

地獄谷から20分くらいで、朝通り過ぎた瀧安寺に到着。

ここからは、元来た道を戻ります。

 

その前にお参りです。まずは観音堂

 

本堂は日本最古の弁天様を祀っているそうですが、あまり人がいません。

でも、ここが素晴らしかった。

 

行者堂。

箕面大滝で修行をした行者がお寺を建てたそう。

 

最古の弁天様ではないですが、バックの紅葉が後光に見えます。

 

雨上がりの散り紅葉。

 

時刻はそろそろ15時。

すっかりのんびりしてしまいましたが、近くにもう一箇所紅葉の名所があるので、そちらに向かいます。

 

箕面の街から箕面ドライブウェイで15分くらいの山の上にある勝尾寺です。

紅葉の時期の休日は、箕面ドライブウェイは大渋滞のため、交通規制がかかり、一方通行になりますが、平日の夕方は混雑もなく駐車場にもすんなり入れました。

 

古い歴史のあるお寺とのことでしたが、設備は近代的です。

 

広い境内はもみじだらけ。

 

雨で写りが悪いのが残念ですが、とにかくもみじだらけ。

 

勝ちダルマの寺としても有名で、いたるところ奉納されたダルマが、、、。

 

こちらのダルマは、願掛けというより決意表明のためのものだそうです。

 

読経がスピーカーで実況中継されているのもあって独特の雰囲気です。

人々の願いの真剣さに飲み込まれそうな感じ。

紅葉狩りという呑気な気分で行くお寺ではなかったですね。

 

夕暮れの池に佇むアオサギに別れを告げて、帰ることにしましょう。

 

お得なホテルにつられてやってきた神戸の紅葉旅でしたが、ゆっくりできてなかなか良かったです。

お金はないけど時間だけはたっぷりあるシニア世代には、こんなずらし旅がいいのかもしれませんね。