11月28日(火)
朝ご飯はホテル最上階のレストランへ。
残念ながらハーバーの景色は見えませんが、海や街が一望でき気持ちがいい。
神戸旅行最後の日は、箕面の紅葉を見に行きます。
箕面は大阪府だけど、兵庫県との県境にあって、神戸からのアクセスもとっても良いのです。
11時頃箕面に到着。
大きな駐車場が駅前と少し離れたところの2箇所にあって便利です。
でも休日は渋滞が大変そう。
平日でもたくさんの観光客が歩いていました。
土産物屋もたくさんあって、観光気分が上がります。
店先ではおばあちゃんたちがもみじの天ぷらを揚げていました。
どんな味がするのか、帰りに買おうと思ったら売り切れだったので😥、早目にゲットすることをおすすめします。
干し柿用の大きな柿。
うーむ、干し柿を手作りするのは、ちょっとハードル高いかな?
道は箕面川の渓流沿いにだんだんと山の中へ。
さすがに関西随一の紅葉の名所です。
駐車場から40分くらいで昆虫館に到着。
ちょうど蛾の特別展をやっていて、モフモフを宣伝していましたが、モフモフと言っても、蛾ではねぇ😅
昆虫館から5分くらいで瀧安寺(りょうあんじ)に着きました。
なかなか立派なお寺ですが、お参りは後にして、取り敢えず先を急ぎます。
どんどん山深くなってきますが、道は整備されていて歩きやすい。
瀧安寺から30分くらいで、公園の最奥にある箕面大滝が見えてきました。
紅葉と滝。
まさに日本の秋ですね。
帰りは、渓流の反対側のルートを通ります。
外国人観光客が多いせいか、こちらの道を歩く人があまりいなかったのですが、この道、断然オススメです。
路面は舗装されていませんが、歩きやすく、スニーカーでも大丈夫です。
急に雨が降り出して肌寒くなりました。
季節の変わり目の山の天気は侮れない。
でもすぐに雨は上がり、日差しが出てきました。
ここは、一目千本という所。
本当にもみじの木が千本くらいありそうです。
紅葉の中を通る感じ。
途中に地獄谷への分岐が。
10分くらいで地獄谷に着きました。
でもどうして地獄谷というのでしょう?
静かな森に光がさして、なんだか極楽みたいです。(行ったことないけど)
ひなびた山の家もいい感じ。
フォトスポットもたくさんあります。
地獄谷から20分くらいで、朝通り過ぎた瀧安寺に到着。
ここからは、元来た道を戻ります。
その前にお参りです。まずは観音堂。
本堂は日本最古の弁天様を祀っているそうですが、あまり人がいません。
でも、ここが素晴らしかった。
行者堂。
箕面大滝で修行をした行者がお寺を建てたそう。
最古の弁天様ではないですが、バックの紅葉が後光に見えます。
雨上がりの散り紅葉。
時刻はそろそろ15時。
すっかりのんびりしてしまいましたが、近くにもう一箇所紅葉の名所があるので、そちらに向かいます。
箕面の街から箕面ドライブウェイで15分くらいの山の上にある勝尾寺です。
紅葉の時期の休日は、箕面ドライブウェイは大渋滞のため、交通規制がかかり、一方通行になりますが、平日の夕方は混雑もなく駐車場にもすんなり入れました。
古い歴史のあるお寺とのことでしたが、設備は近代的です。
広い境内はもみじだらけ。
雨で写りが悪いのが残念ですが、とにかくもみじだらけ。
勝ちダルマの寺としても有名で、いたるところ奉納されたダルマが、、、。
こちらのダルマは、願掛けというより決意表明のためのものだそうです。
読経がスピーカーで実況中継されているのもあって独特の雰囲気です。
人々の願いの真剣さに飲み込まれそうな感じ。
紅葉狩りという呑気な気分で行くお寺ではなかったですね。
夕暮れの池に佇むアオサギに別れを告げて、帰ることにしましょう。
お得なホテルにつられてやってきた神戸の紅葉旅でしたが、ゆっくりできてなかなか良かったです。
お金はないけど時間だけはたっぷりあるシニア世代には、こんなずらし旅がいいのかもしれませんね。