8月31日(木)
☆ 前日の記事はこちら ☆
宝川温泉の露天風呂は、朝5時から入ることができます。
朝は涼しくて気持ちがいい。やっぱり誰もいなくて静かでした。
ザ・温泉の朝ごはんという感じ。
ご飯が進みます。
今日は、谷川岳登山にトライ。
標高差760メートル、往復5時間のコースですが、途中有名な鎖場などもあるので、取り敢えず行けるところまで行ってみようという計画です。
宝川温泉からは30分くらいでロープウェイ駐車場に到着。
9時半頃ロープウェイに乗り込んで、まずは標高1,300メートルの天神平へ。
天神平から直接上り始めるコースもありますが、私達はさらにリフトに乗り天神峠から歩くコースを選択。
リフトに乗っていたらカールおじさんみたいなクマちゃんとすれ違いました。
天神峠には天神様が祀られています。
登山の無事を祈ります。
谷川岳は2つのピークからなっているネコ耳のような山で、それぞれトマノ耳、オキノ耳と呼ばれています。
その手前に山小屋があり、そこまでの道は、所々鎖が必要な岩場です。
できれば鎖場の半分くらいまでは行きたいと言うのが今回の目標です。
さて、どうなるでしょう?
10時15分ころ出発。
標高1,500メートルですが、意外に、というかかなり暑い。
しばらくは気持ちのいい尾根道を歩きますが、すぐに急な岩場を下ります。
約20分で天神平からの道と合流。
ここからは上り道となりますが、木道や階段が整備されて歩きやすいです。
雲が晴れて山頂方面がみえてきました。
陽射しが強く汗がハンパないです。
長袖シャツを脱いでTシャツ1枚で上ります。
歩き始めて1時間位で熊穴沢避難小屋に到着。
だいたいコースタイム通りでイイ感じ!
しかし、ここから難所の始まりです。
次々に出てくる鎖場。
慎重に足場を探しながら上ります。
でも、だんだんコツも掴めてきて、多くの人が通る足場の岩は黒光りしているのでわかりやすいです。
約1時間かかってようやく天狗のトマリ場という巨大な岩のあるところにたどり着きました。
この鎖場のコースタイムは通常の倍かかりましたが、目標の鎖場を抜けたのでヤッターという感じ。
ここからは尾根道で、鎖場はありませんが、急坂は所々あるそうです。
見通しがよく正面に岩が見えているので、そこを次の目標にします。
急坂を登ること45分、天神ザンゲ岩に到着。
先を見ると更に稜線が見えています。そこまで行ってみようと思います。
途中で同年輩の女性と少しお話。一人登山のようです。
足取りを見ると私達と同様のゆっくりペースなのですが、頂上まで行くとのこと。
今は13時を回った頃ですが16時までには帰りのロープウェイに乗りたいと言っていたのでちょっと心配でしたが、まぁお互い頑張りましょうとエール交換して、ひと足お先に出発しました。
稜線を目指して15分、登りきったところに肩の小屋がありました。
13時20分到着。ここまで2時間半のコースタイムのところ3時間5分かかりました。
でも、ここまで来れると思っていなくて感激です。
小屋から真っ直ぐに山頂まで道が続いています。
これはもう行かないわけにはいきません。
13時半、谷川岳トマの耳登頂!
もう一つのピークオキノ耳も直ぐそばです。
でも、体力的に限界で(下りも鎖場を通るし)、ロープウェイの最終が17時であることを考えると、今日はここまでにしておきます。
トマの耳から肩の小屋に戻る途中で、先程の女性に会いました。
ロープウェイが17時でも大丈夫だったので(その先のバスの時間が心配だったらしい)頑張って上って来たそうです。
写真を撮ってあげたらすごく喜んでました😄
山頂から肩の小屋に戻り、13時45分下山開始。
30分くらいで天狗のトマリ場に到着。
この先は鎖場になるので、慎重に行きます。
下り始めてから1時間半でようやく熊穴沢避難小屋に着きました。
やはり鎖場の部分で通常より30分多く時間がかかっている感じ。
でもここまで来ればもう安心。ようやくお昼ごはんを食べる気力が出てきました。
おにぎりは、朝、国道291号線沿いのヤマザキショップで買ったもの。
塩味が効いてめちゃくちゃ美味しかった。
避難小屋からは40分くらい、16時10分ころ無事に天神平のロープウェイ駅に到着。
周辺はお花畑が広がっているようですが、もうシーズンは終わっていました。
貸切状態のロープウェイで下山。
麓の駐車場には無料の更衣室があって、汗びっしょりのウェアを着替えることができました。
時刻は17時15分前。帰りに車の窓からふとバス停を見たら、山頂で出会った女性が!
無事にバスに間に合ったみたいです。
ヨカッタヨカッタ😄
往復5時間のコースを6時間かけて踏破できたのは、いつもスローペースの私達としては上出来ですネ゙。
翌日の筋肉痛はハンパないですが😅
帰りの関越道からのスーパームーン。
夜空の雲はだいぶ秋らしくなってきました。
長い夏もそろそろ終わりでしょうか。