街歩き、時々山へ

60代リタイア夫婦のお出かけ備忘録です。

みやぎ宿泊割で、宮城旅 1日目 蔵王

9月11日(月)

 

9月に入っても相変わらずの暑さですが、前回の谷川岳以来、ハイキング熱が再燃!

蔵王ハイキングを計画していたところ、みやぎ宿泊割というキャンペーンを発見しました。

 

全国旅行支援と同じ内容で、宿泊費の2割補助プラス平日なら1人2,000円分のクーポンを貰えるというものです。

但し、代理店経由ではなく宿泊施設に直接予約をする必要があります。

例によって前日に宿泊予約をし、いざ、宮城県へ。

 

千葉県の自宅を6時すぎに出発。

事故渋滞などもあり、蔵王のお釜そばの駐車場に着いたのが12時半頃。

月曜日ですが、意外と多くの車が停まっていました。

 

ここは、蔵王連山の1つ、刈田岳山頂に近く、隣の熊野岳まで1時間位で行ける初心者向けのハイキングコースの起点です。

 

まずは、直ぐ目の前のお釜が見える展望台へ。

霧が出ると全く見えないこともあるそうで、今日は素晴らしい景色です。

 

お釜の横を通って続く、馬の背と呼ばれる尾根道。

この先が熊野岳です。

 

角度が変わると水の色が変わり、見飽きません。

 

今までは、普通の観光客でも歩くことができましたが、ここからはハイキングコースです。ガレ場なので、トレッキングシューズは必要だと思います。

 

岩場にヤマハハコの群落が。

 

稜線に見えるのが第1目標の避難小屋。

足元は崩れやすいので、慎重に上ります。

 

避難小屋到着。(噴石避けの避難小屋です)

最後の上りはきつかったけれど、駐車場から、のんびり歩いて1時間弱くらいです。

 

ここからは尾根歩き。小さく見えるのが、熊野岳の山頂にある蔵王山神社のお社です。

 

避難小屋から10分くらいで、蔵王山神社に到着。

ここにも噴石避難小屋があり、中に自分で自由に押す御朱印のスタンプがありました。

御朱印帳か、白い紙を持参すると良さそうです。

御朱印料を入れるところはなかったので、お賽銭箱に入れておきました。

 

熊野岳山頂から山形方面を望む。

湿気が多くはっきりと山々を望めませんが、雄大な景色です。

 

福島のサービスエリアで買ったおにぎりで遅い昼食。

いもくり佐太郎というお菓子が美味しかったー。

 

時刻は14時半ですが、あまりにも天気が良いので、もう少し歩いてみようということに。

熊野岳山頂から少し避難小屋に戻ったところから、尾根伝いに蔵王ロープウェイ山頂駅までのコース入口があります。

 

尾根道は基本的に風が強いですが、所々山陰の穏やかな場所があり、お花畑になっていました。

今はちょうどリンドウが満開。

 

道はよく整備されていますが砂地で滑りやすいです。

トレッキングポールもあったほうが楽だと思います。

 

20分くらいでワサ小屋跡に到着。

おワサさんという人が、ここにあった小屋で旅人の面倒を見ていたのだとか。

 

その横には、ヤマンバ様の像。

なんの為にこの像が作られたのかわからないらしいですが、地中から見つかってここに祀られているのだそうです。

 

15時過ぎに地蔵山に到着。

ここは、今年の2月に樹氷を見に来たときに、ロープウェイ駅から見上げたところです。

 

その時の記事はこちら

 

 

osampolove.hatenablog.com

 

今回は反対に上からロープウェイ駅を見下ろします。

右側に白く開けているところに鎮座しているのが大きなお地蔵様。

2月には首まで雪に埋もれていました。

 

この斜面一帯に生えているアオモリトドマツが冬に樹氷となるのですが、、、。

 

マツクイムシの影響で、かなり立ち枯れていました。

しかも被害はここだけでなくかなり広範囲に及んでいます。

とにかく早急に対策が必要のようです。

 

時刻は15時10分。ロープウェイ駅までは下りずにここから戻ります。

 

もと来た道を戻り、16時15分ころ駐車場横のレストハウスに到着。

せっかくなので、その横の刈田岳にも上りましょう。

 

16時25分刈田岳山頂到着。

蔵王連山のうち、熊野岳、地蔵山、刈田岳の三座を4時間でまわったので、なかなか効率の良いハイキングコースでした😄

 

季節にもよりますが、お釜は16時には影がかかってくるようです。

お昼前後の見学がベストですね。

 

本日のお宿は、仙台の第一インパークというビジネスホテルです。

朝食付きツインが15,000円のところ、みやぎ宿泊割で12,000円になり、更に1人2,000円のクーポン付きです。

ホテルは仙台駅に近いオフィス街にあり、繁華街にも近く便利です。

周辺には安い駐車場もたくさんあり、接客もとても親切で、オススメです。

 

時刻は20時近くですが、晩ご飯を求めて、ホテルから10分ほどの国分町という繁華街へ。

歌舞伎町みたいな雰囲気もありますが、手軽な居酒屋もいっぱいです。

 

ビルの地下にある北の一という居酒屋さんへ。

 

さすが仙台、お刺身が美味しい。

日本酒も1・5合で800円くらいからとリーズナブル。

 

魚介がメインのようですが、牛タンも食べられるのが観光客にはありがたい。

お魚やイクラののったじゃがバターも美味。

 

この他にビールも頼んで、8,000円ちょっと。

みやぎ割のクーポンが使えました。

 

大満足の宮城旅1日目でした。