街歩き、時々山へ

60代リタイア夫婦のお出かけ備忘録です。

2024 お花見旅 角館と盛岡

4月18日(木)

 

お花見大好きな夫がまた出かけようと言い出しました。

ここ数日の気温の上昇で、東北地方の桜が一気に開花したらしい。

というわけで、今回は北へ。

 

一度行ってみたかった秋田県の角館を中心に旅程を組んでみました。

 

桜シーズンの角館は、混み具合もハンパないという噂。

なるべく朝早く着きたいということで、深夜に千葉の自宅を出発です。

 

 

途中休憩も入れながら、無事に朝7時過ぎに東北自動車道の盛岡ICを降りました。

そこから角館に向かう途中の国道沿いにある刺巻(さしまき)湿原がオススメということで、ちょっと寄り道。

 

水芭蕉が満開。

朝の空気も清々しい。

道路沿いにこれだけの規模の水芭蕉の群生地があるのは珍しいそうです。

 

駐車場や木道をきれいに整備してくださってありがとうございます。

 

 

刺巻湿原から車で10分ぐらいで、朝9時頃角館に到着。

桜のシーズンは駐車場がすぐに満車になってしまうと聞いて心配していたのですが、平日のせいか駐車場もまだまだ余裕がありました。

 

枝垂れ桜は散り始めという感じですが、やはり見事です。

 

武家屋敷通りにある樺細工伝承館の枝垂れ桜は満開。

 

桧木内川(ひのきないがわ)沿いの桜も満開。

今日は黄砂の影響で、もやって見えるのが残念です。

 

桜並木にはクマ注意の看板も。

ここは秋田県。昨年、熊の被害が多発していましたね。

 

川沿いから街に戻りぶらぶら歩いていると、レンガ造りの由緒正しそうなお店が。

安藤醸造というお味噌屋さんみたいです。

 

レンガ造りの座敷内を公開していました。

 

試飲した出汁が美味しくて、出汁と味噌を購入。

 

メインの通りから一本裏通りに入ると、人も少なくのんびりお花見ができます。

 

公開されている武家屋敷のうちの一軒、青柳家に入ってみました。入館料は500円です。

 

お庭の中にいくつかの建物があり、昔の生活用品の数々が展示されていて見ごたえがあります。

 

ガラスケースの中の日本刀や薙刀を手に持ってみることができるサービスも。

日本刀はやっぱりずっしり重かった。

 

さて、お昼時ですが、メインの通りの飲食店はどこも行列です。

お昼は抜いて、夕食を早めにしようかということで、このまま盛岡に向かうことに。(年を取って、昼と夜2回の外食はキツくなってきました😥)

 

駐車場に帰る道でババヘラアイス売りのお母さんに遭遇。

 

目の前で作ってくれる薔薇の花の形のアイスは、さっぱり爽やかな美味しさです。

 

桜のころの角館、やっぱり素敵でした。

 

角館から盛岡までは車で1時間ちょっとです。

ホテルのチェックインには中途半端な時間なので、盛岡市内の高松公園に寄ってみることに。

 

一周40分くらいの池の周りに桜が植えられていて、日本さくら名所100選にも選ばれています。

 

東北の春は、一斉に花が咲いて、華やかですね。

 

さて、今回泊まるのは、アートホテル盛岡というところです。すぐ横のショッピングセンターの駐車場が1泊900円で使えるのが決め手でしたが、飲み屋街に近いのが私達には何より便利でした。

 

禁煙室がトリプルしか空いていなかったのでちょっと贅沢しましたが、それでも2泊で29,820円。

 

ホテルから歩いて5分くらいのところに大通りというアーケード商店街があって、なかなかの賑わいです。

 

その商店街の一筋裏手にあるどん兵衛というお店が、グーグルマップで評判が良かったので行ってみました。

 

17時過ぎに一番乗り。

でもすぐに地元のお客さんで賑やかになりました。

やっぱり人気店みたいです。

 

お刺身が新鮮でしかも分厚い。

 

見た目から敬遠していたホヤのお刺身もクセがなくて、とにかくお料理がどれも外れなく美味しかったです。

お話好きな女将さんと話も弾んで楽しかった。

ビールとお酒も飲んで7,900円は、とってもリーズナブルです。

 

食後、商店街から盛岡城址まで歩いて5分ほどなので、少しだけお散歩することにしました。

 

盛岡城址も桜の名所で、昔ながらの花見の宴が繰り広げられていました。

 

天守跡から見る盛岡の街は、ちょっと幻想的です。