7月4日(火)
昨日に続き今日も快晴です。
最高気温も35度超えの予想。
さすがにハイキングは無理なので、海沿いをドライブしながら帰ります。
パールロードという道路は昔は有料でしたが今は無料で通れます。
まずはスペイン村の近くの横山展望台へ。
駐車場から少し上ります。
英虞湾(あごわん)を一望。
おしゃれなカフェやテラスがあったり遊歩道も整備されています。
鳥羽方面に戻る途中のおうむ岩展望台は、打って変わって素朴な雰囲気。
目の前の岩がおうむ岩。どうしてなのか、謎。
おうむ岩から伊勢神宮に向かう県道沿いに、天の岩戸と呼ばれるところがあります。
天照大御神がお隠れになった洞窟ということですが、同じような場所は結構あちこちにあるかも。まあ、元が神話ですからね。
駐車場から少し歩くと鳥居がみえてきます。
神聖な場所に鳥居は必須。
天の岩戸から流れる水。とっても冷たい。
奥に見える洞窟が天の岩戸、別名恵利原の水穴と呼ばれる洞窟です。
洞窟の前まで行くとひんやりとした冷気が。ここから流れる水が冷たいのも納得です。
滝行もできます。更衣室も完備。
でもかなり冷たい水なので、心臓マヒを起こさないように。
鳥羽に戻り、二見の夫婦岩に立ち寄ります。
夫婦岩。
本当はこちらを先にお参りしてから伊勢神宮に参拝するのが正式だそうです。
それにしても暑いので、車を停めた伊勢シーパラダイスのめおと横丁に避難。
全国旅行支援のクーポンをこちらでお土産購入に使いました。
伊勢道に乗る前に、明和町にある斎宮歴史博物館に立ち寄りました。
飛鳥時代から鎌倉時代まで、歴代天皇の皇女が、斎王として伊勢神宮にお仕えしていたそうです。
斎王の宮殿と役所などを総合した広大な都市のようなところを斎宮と呼びます。
鎌倉時代に衰退してからどこにあるのかも謎だったのが、近年の発掘調査で詳しいことがわかってきたそうで、その発掘品などがこの博物館に展示されています。
模型などを使った展示やビデオ上映もあって、わかりやすいです。
発掘品は、状態の良いものが多く、重要文化財に指定されているものが多数ありました。
近くにあるいつきのみや歴史体験館は、寝殿造を模して伝統技法で建てられた建物も見どころの1つ。
小袖を着たり(予約すれば有料で十二単衣を着ることもできるらしい)、平安時代の遊びを体験したり、メニュー豊富です。
お隣には斎宮の10分の1模型が。
図面などの資料がない中、発掘調査によってここまでわかってくるのもすごいことですね。
この土の下にもまだまだ貴重な文化遺産が眠っているかも知れません。
今後も続く調査の成果が楽しみです。
というわけで、ちょっとマニアックな大人のみえ旅でした。