街歩き、時々山へ

60代リタイア夫婦のお出かけ備忘録です。

みえ旅 2日目 赤目四十八滝ハイキング

7月3日(月)

 

雨予報も出ていたのに、朝から快晴。

予定通り赤目四十八滝に向かいます。

ハイキングには厳しい気候ですが、ホテルの氷を水筒に詰めて出発です。

 

 

赤目四十八滝は奈良との県境にある渓谷で、伊賀にも近く、忍者体験などもできるらしい。温泉もあってなかなかの観光地ですが、今日は月曜日で静かです。

駐車場はたくさんあってどこも平日500円でした。

 

ハイキングコース入り口から出発です。

 

すぐにサンショウウオセンターに到着。

赤目四十八滝は入山料が必要で、ここで払います。1人500円。

 

ついでにサンショウウオも見学。

一匹ずつ名前がついていて性格も違うらしい。

 

歩き始めてすぐに見えてくるのが行者滝。

赤目四十八滝は、行者や忍者の修行の場でもあったそうです。

赤目という名も、その昔、行者が修行をしていると赤い目をした不動明王が現れたからだとか。

 

霊蛇滝。

ハイキングコースは全部歩くと片道3,290mだそうです。

途中まではらくらく、後半はかなりきついらしい。

足元が滑りやすいのでしっかりした靴が必要です。

でも、渓谷を歩くので日差しが遮られ思ったより涼しい。

 

不動滝。

明治中頃まで、普通の人がお参りできるのはここまでだったそうです。

 

所々に水辺まで降りられるところがあります。

タオルを濡らして首に巻くと気持ちがイイ。

 

更に奥の千手滝。小さく見えるけど高さ15mあって迫力あります。

 

千手滝の横には空海が修行したという護摩の窟という洞窟が。

なんか空海って、あちこちの洞窟にこもっていたような、、、😅

 

少し急な坂を上ると布曳滝。

ここがゆったりコースの終点で、サンショウウオセンターから30分くらいでした。

ちょっと一反もめんを思い起こさせる、、、😅

 

ここから道は上りがきつくなります。

でもよく整備されているし要所要所には手すりもあるので歩きやすい。

 

滝だけでなく静かな淵もあり、飽きません。

 

苔も美しい。

水もすごくきれいで小さな魚が泳いでいました。

サンショウウオは見つかりませんでした。

 

布曳滝から30分くらい歩いたところが百畳岩です。

ここから長坂山へのトレッキングコースが分かれます。

こちらはかなり健脚向きなので、我々は、渓谷沿いの道をそのまま進みます。

 

百畳岩の近くにある七色岩。

この辺りは特に巨岩が多いです。

 

雨降滝は、地下水が滲み出ているのかな?

しとしとと本当に雨が降っているみたい。

ネーミングセンスが素晴らしい。

 

百畳岩から20分くらいで、荷担滝に着きました。

この渓谷随一の名所だそう。何層にもなって落ちてくる滝が美しい。

 

雛段滝。

 

琵琶滝。

その他にも大小様々な滝がありますが、きりがないので省略。

 

そして最後の巌窟滝。

ハイキングコースはここでおしまい、帰りはもと来た道を戻ります。

帰りはほとんど下りなので楽ちんです。

往復3時間、高低差も200mくらいと、すごく歩きやすいハイキングコースでした。

 

さあ、そろそろ本日の宿に向かいます。

 

本日の宿は、鳥羽市相差(おうさつ)町の望洋という旅館です。

今まで鳥羽には3回来たことがありますが、この地域は初めて。

海水浴場に近いのでシーズンオフですが、なんと泊まり客は私達だけでした!

大きなお風呂も貸し切りで申し訳ない感じ。

でも接客も丁寧でとっても素敵な旅館でした。

(1泊2食32,000円が旅行支援で26,000円でした。)

 

このお値段で舟盛りがドーン!

お刺し身も分厚くて食べごたえ十分。

翌日の朝食も美味しくて、こういう良心的な旅館に、お客さんが増えてほしいと願わずにはいられません。