街歩き、時々山へ

60代リタイア夫婦のお出かけ備忘録です。

2022紅葉の旅 その1 チャツボミゴケ公園と万座・志賀高原 2日目

10月3日(月)

 

今日はあまり天気がよくありません。

でも雨は降らないようなのでハイキングに出かけます。

目的地はラムサール条約に登録された芳ヶ平湿原です。

昨日通ってきた国道292号線を更に進むと、草津白根山の中腹から噴煙が上がっていました。

 

国道292号線には日本国道最高地点があります。

下には、芳ヶ平湿原が見えています。

この先の渋峠から下っていくというハイキングコースなのですが、ここで一つ問題が、、、。

コース入口の渋峠のトイレが使えないのです。

渋峠ホテルのトイレも水不足で使えないとのこと。

ハイキングのコースは夫が決めるのですが、偶にこういうリサーチ不足が起こります。

というわけで、今回このハイキングコースは諦めることにしました。

このまま下りて行って目的地の芳ヶ平ヒュッテが閉鎖されていたら困ります。

(あとから調べたら、芳ヶ平ヒュッテは10月1日に素晴らしいトイレが完成していました😅)

 

さて、更に国道を進み、長野県の志賀高原に向かいます。

 

志賀高原の四十八池・大沼池巡りコースを歩くことにしました。

ここは昔歩いたことがあって様子がわかっているので安心です。

熊の湯というところから夏山リフトに乗るはずだったのですが、なんと土日祝しか営業していません。

仕方がないので歩いて登ります。

途中は登山道整備の工事中でした。ご苦労さまです。

 

20分ぐらいでリフトの頂上駅に着き、更に少し歩けば渋池です。

ここからは、森の中を緩やかに登っていきます。

 

上り始めてから1時間位で四十八池湿原に到着。

しかし誰もいません。リフトが営業しないのも納得です。

 

湿原から再び森に戻り、大沼まで下ります。高低差200メートルくらいです。

 

歩き始めてから2時間ちょっとで大沼に到着です。

 

昔は賑わっていたレストハウスもお休み。

なんだか寂しいです。

あ、トイレは利用できました。しかもとてもきれいで管理してくださる方に感謝です。

 

のんびりしていたらもう2時。帰りのコースタイムを見ると、四十八池までの上りに110分かかると書いてあります。これだと下山までに3時間!

暗くなるし、夕方になって熊でも出てきたら大変!

慌てて帰路につきます。

 

上りは確かに大変ですが、道はよく整備されていて歩きやすく1時間で四十八池に着きました。やれやれ。

 

道端に可愛い実をつけた小さな木がありました。シラタマノキというのかな?

往復4時間半のハイキング、最後に夕日が差してきました。

 

帰りの国道から見事な雲海がみられました。気温9度です。

夕映えの山も美しい。

 

紅葉には少し早かったけど誰もいない自然の中でゆっくりできました。

トイレや登山道の整備などお金のかかることも多いので、日本もそろそろ国立公園の有料化を考えても良いのかなと思った一日でした。