6月13日(火)
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ここは、古事記の中で、大国主大神が天照大神に国を譲る際、船に乗った天照大神の使者が最初に上陸した浜辺ということになっています。
古事記に出てくるお話は本当にあったことなのかわかりませんが、その舞台となった場所は、ここ島根や鳥取に確実に存在している、、、とても興味深いです。
古代の島根・鳥取沿岸、隠岐の島や佐渡、そして九州北部地域に強大な国家が存在し、その支配者が一度は替わったのではないかというのが、古事記のお話からうかがえます。
なかなかのロマンですね。
家に帰ってから、古事記を読んでます。(まんがだけど😅)
更に海岸を20分ほど車で走り、日御碕(ひのみさき)灯台に到着。
ここは、灯台周辺に遊歩道が設けられ、ちょっとしたハイキングが楽しめます。
まずは出雲松島展望台へ。
大山隠岐国立公園の一部に指定されているきれいなところ。
このあたり一帯はこのような柱状節理によって成り立っているそう。
柱状節理とは、溶岩が冷えて固まるときに六角形などに割れて柱状になったものだそうです。
なんかもう、日本の沿岸全部ジオパークなんじゃないかと思うくらいジオパークだらけ。
日御碕灯台は、全国でも数少ない上れる灯台だそうですが、今は工事中で入れませんでした。残念😢
更に歩いて鳥見台へ。
経島(ふみしま)という小さな島に無数にいるのはうみねこで、ここはうみねこの繁殖地として天然記念物になっているそうです。
柱状節理もよく見えますね。
駐車場に戻る道は、小さな商店街になっていました。
写真はサメの口の部分ですが、サメはこの歯の奥にもう一列予備の歯を持っているんだと、お店のおじさんが教えてくれました。(ホントにもう一列ありました)
貝殻で潮騒を聞かせてくれたりとても楽しいおじさんで、記念にメノウの指輪を買いました。
300円! ですが、とても気に入っています。
ハイキングはのんびり歩いて1時間位。アップダウンもなく景色も良くてオススメです。
灯台から車で5分くらいのところにある日御碕神社に立ち寄ります。
小さな神社と思いきやとても立派な本殿が2つも。
日沉宮(ひしずみのみや)と呼ばれる天照大神を祀った本殿。
上の宮には素戔嗚尊が祀られているそうです。
伊勢神宮が昼の日本を護るのに対し、こちらは夜の日本を護るようにという神勅から、日沉宮は建てられたそうです。
そのことからしても、この地方がとても重要な地域だったことがわかります。
さて、時刻は午後3時半。そろそろ本日の宿泊地の玉造温泉に向かいます。
日御碕神社から1時間ちょっとで玉造温泉に着きました。
今日のお宿は、玉造グランドホテル長生閣というところ。
1泊2食、2人で39,600円のところ、全国旅行支援の割引プラス一休のポイント利用で27,660円に。めちゃめちゃお得です。
食事までの間、ちょっと散歩することに。雰囲気のある温泉街です。
玉造温泉は美肌の湯として有名で、柔らかなお湯でした。
温泉街の一番奥にある玉作湯神社。なかなか立派です。
夕食も豪華で美味しかった。
月山というブランドのスパークリング日本酒がとても美味しかった。
日本酒も進化しているのですね。(日本酒も出雲が発祥だそうです)
右は、翌日の朝食。
バイキングでしたが、種類が多くどれも美味でした。のどぐろの干物がポイント高い😀
夕食後は夜の温泉街を散歩。宿で提灯を貸してくれていて、イイ感じです。