街歩き、時々山へ

60代リタイア夫婦のお出かけ備忘録です。

奥日光で冬のハイキング 2日目

2月22日(水)

 

昨日とは打って変わって穏やかな朝です。

 

森のホテルの朝ごはんは、バイキングですがとても充実しています。

レストランの入り口に飾ってあった苔のオブジェが可愛かった。

 

午前中は湯元周辺でスノーシューを楽しむことに。

コースは3つあり、日光白根山の麓の金精沢を回る金精の森コース、冬季は通行止めになる金精道路から湯ノ湖などの眺望を楽しむ石楠花平コース、そして一番難しい小峠コースです。

以前に2回金精の森コースを歩いたので、今回は石楠花平コースをチョイス。

森のホテルの前の道がすでにコースなので、10時15分頃出発します。

途中までは車道なのでスノーブーツのまま歩けます。

 

途中でスノーシューを履き30分くらいで金精の森コースとの分岐点に到着。

コースはよく整備されていて目印も多く迷うことはありません。

 

金精道路を目指して山の斜面をジグザクに登ります。

 

林の向こうに見える日光白根山

 

金精道路にぶつかるとガードレールを乗り越えて車道に入ります。

雪の坂道ができていましたが、ちょっと苦労しました。

 

上った先の金精道路はまっさらな銀世界。

 

動物たちの足跡。

左の野ウサギは特徴的でわかりやすい。

右は何かな?

 

今日の湯ノ湖は氷と水面がくっきり分かれて見えます。

 

12時少し前に小峠コースとの分岐点に到着。

黒い筋はガードレールの上の部分です。

 

小峠コースを少し行ったところに蓼の湖(たてのうみ)という小さな湖があるのでそこまで行ってみようということになりました。

かなりの急坂を下ります。

1人用のソリで滑り降りている人もいました。

私達はスノーシューなので慎重に下ります。

 

5分ほどで静かな窪地に出ます。

そこから少しアップダウンを経て、

 

蓼の湖に到着。

湖面はほぼ凍っていますが、危険なので湖上に出ないように注意看板がありました。

 

蓼の湖は、雪の深い冬にしか行くことのできない秘境です。

コースはここから小峠までのぼっていくのですが、わたしたちは無理をせず、ここで引き返します。

 

金精道路から湯元温泉の源泉まで戻ってきました。

ここもかなりの急坂で要注意です。

のんびり歩いて3時間弱の楽しいコースでした。

時刻はちょうど13時、天気も良いので昨日断念した戦場ヶ原に行ってみようということになりました。

 

戦場ヶ原のハイキングコースは木道の上を通るので、雪はあるけれどスノーシューは必要ありません。スノーブーツで十分です。

スノーシューで湿原内に入っている足跡を見ましたが、これはやってはいけないことです。

男体山も今日は穏やか。

近くの木に鳥の群がいて、バードウォッチングの人たちがたくさんカメラを構えていました。

胴がちょっと赤い20センチくらいの鳥はつぐみでしょうか?

 

更に湯川沿いを歩きます。

川には鴨もいました。

シジュウカラのような小さな鳥や、小型の鷹のような鳥も。

冬はバードウォッチングに最適ですね。

 

歩きはじめて40分ぐらいで戦場ヶ原を見渡す展望台に着きました。

 

ベンチがあったので持参したコーヒーで休憩。

ハイキングコースはここから森の中を通り湯ノ湖にまで通じているのですが、流石にそこまで行くことはできず、ここで引き返します。

ゆっくり歩いて往復1時間半くらいでした。

 

スキーをする体力はないけれど、それなりに冬のアウトドアを楽しみたいという私達世代に奥日光はピッタリ。

人も少なく静かな一日でした。