街歩き、時々山へ

60代リタイア夫婦のお出かけ備忘録です。

2023 紅葉の旅 大雪山ハイキング 2日目 函館の縄文遺跡

9月26日(火)

 

函館のホテルは、サンシティー函館というところでした。

函館駅からは歩いて10分くらいですが、ホテルの平面駐車場が500円で利用でき、居酒屋街にも近くて便利です。 

55才以上だと朝食が無料で付いてくるツインのプランが9,000円のところポイント利用で8,000円。

 

朝食は何種類からか選べるのですが、こんな海鮮丼のセットもありました。

 

9時半頃出発。

今日は旭川に向かいますが、午前中どこか観光しようということに。

 

青森で三内丸山遺跡を見損なったので、かえって縄文熱が高まってしまい、函館市縄文文化交流センターへ。

市内からは車で40分くらいです。

 

展示はとても工夫され面白いです。

縄文遺跡群は世界遺産に登録されているせいか、外国人観光客も結構来ていたので、英語表記があると良いと思いました。

 

縄文人の食生活の一部。

ムラサキウニやバフンウニも食べていたらしい。

よく、ウニを最初に食べた人はすごいねって話をしますが、1万年以上前から食べられていたのですね。

 

国宝の土偶は、ちょうど札幌の展覧会に出品中で、レプリカだったのは残念でした。

 

センターのすぐとなりに垣ノ島遺跡があります。

 

垣ノ島遺跡は、縄文時代初期のもので、積み上がった貝塚が盛土になった大きな盛り土遺構があります。

中からは、貝殻や道具類に混じって人骨も見つかり、墓という存在が現れ始めたと考えられているそう。

人骨と貝殻が一緒に見つかるというのは、ものには皆魂が宿るという日本人の考え方の原型かもしれませんね。

 

遺跡は海岸線にあり、舟で漁に出たらしい。

縄文人が見た海の景色です。

 

垣ノ島遺跡から車で10分くらいのところにある大船遺跡は、縄文中期のもので、祭祀場が見つかっているそう。

竪穴式住居も復元されています。

 

意外に広く、今でも使えそう。

 

竪穴式住居の横に鹿の人形?

 

作り物かと思ったら、本物の鹿でした。

 

時刻はちょうどお昼頃。 道央自動車道旭川に向かいます。

今回、道トクふりーぱすというサービスを事前に申し込んでおきました。

7日間、13,700円で道内の指定の高速道路が乗り放題というもので、計算すると、若干お得になるようです。

 

途中有珠山サービスエリアで休憩。

この日、この後1時間くらいたった時、昭和新山の崩落があったみたいです。

 

サービスエリアではついアイスを買ってしまいます。

北海道のアイスはさすが濃厚で美味しかったー。

 

旭川には18時半頃着きましたが、駐車場が混んでいてホテルにチェックインできたのが19時すぎ。

ホテルのことは後日まとめて紹介することにして、まずは晩御飯。

 

旭川といえばラーメン。

ラーメンは普段はあまり食べないのですが、魚介の出汁が効いて美味しいです。チャーシューもとろとろ。

 

ふらりと入ったお店でしたが大満足でした。

 

明日はいよいよ大雪山ハイキングです。

早めにおやすみなさい。