10月11日(火)
先週トイレ問題で断念した芳ヶ平湿原へ行ってきました。
群馬と長野の県境にある渋峠から2.7キロほど下ったところに湿原があります。
高低差320メートル、往復2時間半のコースです。
10時40分渋峠を出発です。
昨晩の雨のせいか道がかなり水没しています。
紅葉は先週よりもだいぶ進んだ印象です。
30分くらい歩いたところで視界が開けました。
距離的には3分の1くらいの場所なので、ちょっとゆっくりペースです。
更に20分くらい下って、ダマシ平という草原に出ました。
スキーでコースを間違えやすい場所なのでこの名がついたそうです。
ここがちょうどコースの中間地点です。
ここで出会った同年輩のご夫婦は、あまりの急坂に、ここで引き返すのだそう。
もったいない気もしますが、自分の体力を考えて無理をしないのが一番ですね。
我々はもう少し頑張ります。
階段や木道もありましたが、岩場もある。慎重に下ります。
歩き出して1時間20分、草津白根山の噴煙と共に湿原が見えてきました。
12時10分、芳ヶ平湿原に到着です。
湿原を20分くらいで一周できる遊歩道があります。
それにしても人がいません。
ナナカマドやクロマメノキ(多分)の紅葉は真っ盛り。
遊歩道を一周し、字がかすれて読めない道標を右手に行くと、芳ヶ平ヒュッテです。
休憩をと思ったのですが、この日は作業が入っていてお休みみたいでした。
トイレは外にあるのでお借りできました。(寄付をお忘れなく)
パスタランチは要予約だそうです。
帰りはもと来た道を上ります。
急坂ですが、ガレ場というほどでもない普通の山道なので、上りのほうが楽かもしれません。
いつもコース時間を大幅に超過する私達でも、ほぼコース時間通り1時間半で上ることができました。
14時半ごろ到着。約4時間のハイキングでした。
国道から見る芳ヶ平湿原。
ワタスゲの群生地でもあるそうなので、ぜひ夏にも行ってみたいです。