街歩き、時々山へ

60代リタイア夫婦のお出かけ備忘録です。

いまならで、奈良に行く 1日目 山の辺の道


コロナも少しずつ落ち着いてきて、旅の気分が盛り上がってきた今日このごろ。

都民割も始まりましたしね。(都民じゃないけど)

奈良県が全国対象に地域割を実施しているそうで、それなら奈良に行こうということになりました。

奈良市内や有名な観光地は過去に行ったことがあるので、今回はあえてハイキングをすることに。

夫が以前から行きたがっていた大台ケ原と、検索で見つけた御手洗渓谷、それに奈良らしい山の辺の道の3箇所を廻ります。

 

 

9月8日(水)

早朝4時に千葉県を出発。

東名、新東名、伊勢湾岸自動車道名阪国道とたどり天理市に着いたのが11時過ぎでした。

JR桜井線柳本駅から歩いて10分くらいの所に天理市トレイルセンターがあります。近くに無料の市営駐車場があったのでそこに車を停めて山の辺の道に出発です。

山の辺の道は、奈良市から桜井市までを結ぶ古代の道。日本最古の幹線道路と言われています。

今回は天理から桜井までのメインルートのうちの南半分、約7キロを歩く予定です。

と、その前に、きれいなトレイルセンターでランチ。

 

ハンバーグセットはこれにアイスが付いて1600円。ちょっとお高めですが、すごく美味しかったです。夫が頼んだフライのセットも美味🤩

 

お腹もいっぱいになり、12時半にウォーキング開始。

まずは、隣の長岳寺を参拝します。

平安時代の門や、鎌倉時代の仏像など見どころの多いお寺です。

 

山の辺の道の道標に沿って進みます。案内はとても充実しています。

崇神天皇陵の堀沿いの小道を進むと、古墳正面です。

 

道の脇に、地元の有志の方が植えられた綿花の花が咲いていました。

更に進むと、景行天皇稜が見えてきます。

景行天皇ヤマトタケルの父とのことですから、神話の世界の人。

先程の崇神天皇は、もしかしたら実在していたかもしれない最古の天皇だそうです。

 

農地や集落、森の中など変化に富んだ歩きやすい道です。

 

15時過ぎに檜原神社に到着。神殿も拝殿もない原始の神社の姿です。

 

神社前の茶店で一息。この日の最高気温は30度まではいかなかったようですが、湿度が高く、シソシロップのかかったかき氷はめちゃめちゃ美味しかったです。

 

ここから少し山道になるかと思ったら、すぐに玄賓庵という庵に着きました。

 

雰囲気のある山道を20分くらい歩いたところが狭井神社です。

 

更に10分ほど歩き、16時頃終点の大神神社に到着しました。

ゆっくり歩いて3時間半。奈良の魅力に溢れた素敵な散歩道でした。

大神神社はさすがに広くて見どころも多いのですが、見学は又の機会に。

帰りは、近くの三輪駅から柳本駅までJR桜井線に乗ってみます。

 

電車の本数は1時間に1本くらいなので、要注意です。

どちらも無人駅ですが、Suicaが使えました。

 

柳本駅から黒塚古墳を通り、17時頃に駐車場にもどりました。

 

さて、今日の宿は、橿原神宮駅前のザ橿原という立派なホテルです。

一泊朝食付きで2人で13860円。これがいまなら割引で半額の6930円に。

更にクーポンが2人合計で4000円も付きます!

 

雨が降ってきましたが、ホテルの近くの居酒屋へ。かづというお店です。

ひと手間かかった料理が美味しく、そしてリーズナブル。

クーポンは使えませんが、美味しい日本酒も堪能して2人で6000円。

オススメです。